今日麩のカレー

   「おかあさんのカレーライスが一番おいしい!!」
                多くの子供たちがこう答えます。
カレー専門店、洋食屋さん、ファミリーレストラン、食堂、いたるところでカレーを食べることができ、
ここは日本だったかしら?と思えるほどカレーをメニューに入れてあるお店がたくさんあるというのに・・・
はたして嗜好はいつ形成されるのであろうか?我が家のたのしいおはなしをお聞かせしましょう。
ある日のことです。主人は帰ってくるなり「おなかすいた。今日のごはん何?」と 聞くのに今日は様子が違います
ぐあいでも悪いのかしら・・・ちょっと心配して「今日のおかずは◯◯◯よ」と私が言うと
「ちょっと胸がムカムカする」と言います
これは大変!と思っていると「帰りに主人の実家に寄って、スキヤキを食べた」と言うのです な~んだ
「あのスキヤキを何十年も食べていた と思うと怖い・・」と話すのです
 恐怖のスキヤキ
それは結婚して間もないない頃のことです。私もいただきました。
すっごく すっごく すっごく甘いのです。
そしてなんと麩が入っているのです。(今日、麩のすき焼き)
まさに我が家の味なのです。彼をはじめ父・母・妹・弟 みんな楽しく 美味しそうに食べているのです。
今までに食べたことのない甘さなのです!こんないいお肉なのにもったいない・・・と思いながら
その彼が今では私の味に馴らされて?胸がむかむかするようになったのです。
実家の砂糖使用量ははんぱじゃないのです。
なんたって砂糖のいれものに(1kgの砂糖が袋ごとはいっている)
しゃもじがつっこんであったのですよ おたまが!!!
さすがに今はスプーンになっていますが・・・
「田舎のお袋のみそ汁が飲みた~い」 なんて言っている彼をもっている貴方 心配はありませんよ。
慣れるのですから!ワハハ・・
まあ年齢とともに変わってくるとも言われていますし・・・
ではここで、我が家のカレーを紹介します
シンプルなビーフカレーでもチキンカレーでもいいのですが、ひき肉をプラスしています。
作り方は、炒めたタマネギにべつのフライパンで炒めたひき肉を加えるだけです。
-あとはご自身のいつもの作り方でどうぞ
いいスープがでて、ひと味プラスされ 美味しくなると思います。
ちなみに我が家はけっこう辛いのが好きなので、とうがらし(自家製)をたっぷり加えます。
とうがらしを使ったメニューはたくさんもっているのでそのうちに
辛~いカレーと甘~いすき焼き・・・変な話でした。        2001年2月


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